幼馴染という関係は、時に、誰よりも深く、誰よりも危うい欲望の沼へと人を導きます。今回ご紹介する「蝶子 【完全版】」は、まさにそんな「腐れ縁」の果てに広がる、官能と背徳、そしてどこまでも歪んだ純愛を描ききった傑作同人誌の完全版です。
主人公・佐藤の幼馴染である四方蝶子は、京都の旧家に育った、美人で聡明な理想のお嬢様。しかし、彼女には「おにい」と呼んで慕う佐藤にすら簡単には言えない、深淵のような秘密がありました。それは、常人を遥かに超える性欲と、人目を恐れぬ露出狂という危険な性癖。蝶子はその衝動に忠実に、野外というスリリングな舞台で自らの肉体をさらけ出し、悦楽に身をゆだねていきます。
佐藤はそんな彼女を止められもせず、かといって手を出すこともできず、ただ見守るしかない。この「無力さ」こそが、この作品の核となる焦燥感と切なさを生み出しています。読者は佐藤の視点を通じて、愛おしいはずの幼馴染が次第に「誰の目にも触れられる淫らな存在」へと変貌していく過程に、胸を締め付けられるような思いを味わうでしょう。これは単なる痴態の描写ではなく、「好きだからこそ、その危険な渦中に一緒にいることしかできない」という、どこか悲しくも濃密な絆の物語なのです。
FANZAなどでも「キャラ、絵柄、設定と全体的にいい仕上がり」と評価され、表紙以上の深みとクオリティに驚きの声が上がっている本作。その魅力は、蝶子の大胆不敵な行為の数々――野外での過激なプレイや、辱めを甘受する様――だけに留まりません。彼女が無邪気に、それでいてどこか妖しい京都弁で吐息を漏らす瞬間、読者は思わずぞくっとするような高揚感を覚えるはずです。言葉の響きと官能が結びつく、他では味わえない独特のエロスがここにはあります。
この完全版では、シリーズ全編はもちろん、カットされた恥辱シーンや甘やかなクリスマス編、さらには妊娠をテーマにしたHappyエンドまで、全250ページ以上にわたって収録。蝶子と佐藤の関係性のあらゆる側面が詰め込まれた、まさにファン待望の一冊となっています。濃厚なフェラチオやロータープレイなど、肉体的な興奮も十二分に堪能できる一方で、なぜこんな関係になってしまったのかという「物語」に引き込まれること間違いなし。純愛とNTRという相反する要素が見事に融合した、心と体を揺さぶる官能劇の最高峰へ、ぜひ足を踏み入れてみてください。