心の隙間をただ刹那的な快楽で埋めてきた彼女が、初めて「本物」と向き合う瞬間――。すずきとと先生の待望のファースト単行本『地雷ちゃん、愛を知る』は、そんな胸が締め付けられるほどのピュアな感情と、圧倒的に官能的な肉体の交歓が奇跡的に融合した、珠玉の純愛エロティカ短編集です。
表題作「地雷ちゃん、愛を知る」は、パパ活に明け暮れる地雷系女子・ちのと、かつて淡い想いを寄せていた童貞クン・遊との再会から始まります。遊の部屋に残る、あの日の思い出の品。それは、ちのの固く閉ざした心に、最初の小さな亀裂を入れる楔となりました。読者からも「スレた娘が(純)愛を取り戻す過程は極上の蜜」と絶賛されたこの物語は、ただエロいだけでなく、傷ついた魂が少しずつ癒され、本当の愛を知っていく繊細な心理描写が秀逸。嘘のように絡み合う肢体の熱は、確かな愛情に裏打ちされているからこそ、たまらなく濃密で、読んでいるこちらの心臓までもが高鳴ってしまうのです。
この単行本の魅力は、なんといってもその「みっちり感」に尽きるでしょう。どのヒロインも、愛する相手への想いがそのまま肉体的な欲求へと直結し、押し寄せるような愛情で男性を、そして読者を包み込んできます。食欲旺盛なギャル先輩との甘くてエロい同居生活、桁外れの体力で愛を表現するヤンデレ彼女、共通のオタク趣味から熱を帯びる大人の関係……。どの話も、設定もセリフも描写も、とにかく丁寧に作り込まれており、「何度読み返してもドキドキする」というレビューの通り、読み手の五感をくすぐり続ける官能的な筆致が光ります。
そして、この作品が他の追随を許さない最大のポイントが、その「ボリュームと愛おしさ」です。単行本化に際しては大幅な加筆修正が施され、さらに描き下ろしのアフターストーリー「地雷ちゃん、妻になる」がたっぷり14ページも収録。デジタル版限定では、人気作「後輩メイドは生イキ双子」のその後を描いた特別編「卒業記念は生イキ双子」も付属します。ちのちゃんたちとの甘やかな時間は、決してそこで終わらない。愛された後の、もっと幸せで、もっと濃厚な日常がたっぷりと描かれるのです。「遊君と同化しちゃってるんじゃ無いかってくらい肉体同士の濃密な絡みやちのちゃんとのその後、めちゃくちゃ良かった」という声はまさに核心を突いています。恋の始まりだけでなく、その先の幸せまでしっかりと味わえる、至福の一冊なのです。
プニプニとした柔らかな肌の質感、恍惚の表情の一つ一つ、そして絡み合う肢体の熱気までもが伝わってくるような美麗な作画。それは単なる刺激ではなく、等身大の恋愛が持つ、ぬくもりと興奮そのものです。純愛の清らかさと、ヘヴィーな官能性が見事に同居したこの作品は、あなたの心と身体の両方を、優しく、そして激しく満たしてくれることでしょう。