退屈な田舎町に咲いた、一輪の純白の花。転校生の卯月真白に一目惚れした主人公の、眩しくもどこかもどかしい青春が、ここから始まります。彼女の母で元日本代表の香織がコーチを務める水泳部に入部した先には、学園の美女たちが水着姿で待ち受けていました。しかし、この楽園にはもう一人、主人公の友人であり「性欲ゴリラ」と評される権田武蔵という異物が混ざり込んでいます。
本作『卯月さん家の水泳部 第一章』は、長編NTR作品の幕開けとなる一章です。作者の黒江カオルさんが描き出すのは、清廉な学園生活の裏側でゆっくりと進行する、濃厚な背徳の気配。読者からは「寝取られるまでの過程がたまらない」「キャラクター一人一人の魅力が丁寧に描かれていて、感情移入せずにはいられない」といった声が多数寄せられています。確かに、清楚可憐な真白、熟れた大人の魅力を放つ香織、ミステリアスな渚という三者三様の女性たちが織りなす人間関係は、ページを捲る手を止められない魅力に満ちています。
189ページというたっぷりのボリュームのうち、約半分がシナリオシーンに割かれている点も特筆すべきでしょう。キャラクターたちの心情の機微や、蠢き始めた欲望が丁寧に言語化され、読む者を作品世界の深部へと引きずり込みます。この「過程」を愉しむことにこそ、本作の真髄があるのです。第一章ではパッケージキャラである真白の本番シーンはありませんが、微エロシーンや夜這いを思わせるような緊迫した場面は随所に散りばめられており、それは次章へと続く確かな伏線となっています。水着や巨乳といった視覚的な興奮だけでなく、心理的な揺らぎや緊張感が官能を倍増させます。
「高嶺の花が性獣のものになるわけがない」という主人公の淡い願いが、やがて崩れ落ちていく予感。その予感が、胸の奥を締め付けるような甘い痛みとなって訪れます。この作品は、純愛の形をした危険なドラマの、ほんの入口に過ぎません。FANZAで配信中の本作を手にしたあなたは、もうこの先の展開から目を背けることはできないでしょう。青春の輝きと、その影で蠢く欲望との狭間で、あなた自身の感覚が研ぎ澄まされていくのを感じるはずです。