「お家デート」をなぜか避け続ける恋人、波留(はる)。その理由を知りたいというほんの少しの好奇心が、真面目でおしとやかな少女、紬(つむぎ)の運命を大きく変えてしまう――。
彼女が初めて足を踏み入れたその家で出会ったのは、妖艶で謎めいた笑みを浮かべる姉、風結(ふゆ)だった。優しくもどこか距離を感じさせる波留、そして彼女を包み込むような、でもどこか危険な香りを放つ風結。このふたなり姉妹が織りなす独特の空気に、紬はただならぬ違和感と、抗いがたい魅力を同時に感じずにはいられません。
「私たち姉妹を知ってもらおうね」
その甘い囁きは、紬を「知ってはいけない領域」へと確実に導く誘いの言葉。恋人への想いという純愛と、姉妹から注がれる未知の官能との間で、彼女の心と身体は緩やかに、そして確実に溶けていきます。これは一方的な「襲撃」ではなく、微かに芽生えた自らの欲望と、姉妹の巧みな誘惑が渾然一体となって進む、じんわりと熱い堕落の物語です。
作者・士嬢マコ氏の手による、シコシコふたなり作品の第5弾。本作は「挿しつ射されつふたなり姉妹」と同じ世界観を共有しながらも、新たなヒロイン・紬の視点から描かれる独立した一篇。36ページというボリュームの中で、キャラクター同士の微妙な心理描写と、濃厚なふたなり百合、そして3Pへと発展していく情熱的な絡みが丁寧に、そして大胆に描き上げられています。
特に際立っているのは、姉妹の性格の対比が官能シーンにそのまま反映されている点です。妹・波留の優しさに満ちた、愛情深い行為の数々。そして姉・風結の、支配的で妖艶なまでの誘惑。その両方に晒される紬の、戸惑い、恥じらい、そして目覚めゆく悦びの表情は、読む者の胸を高鳴らせること間違いなし。彼女が「踏み込んではいけない領域」に一歩、また一歩と足を踏み入れるたびに、ページをめくる手が止まらなくなるでしょう。
ふたなり、姉妹、近親相姦、寝取り・寝取られ、百合…。好みの要素が詰め込まれたこの作品は、単なる刺激的な描写だけでなく、少女の心の動きを丹念に追った「物語としての楽しさ」も十二分に備えています。2025年冬コミックマーケット107の新作として登場し、すでに多くのファンを獲得している本作。ふたなりジャンルに興味がある方も、濃厚な心理描写と絡みを求める方も、きっと満足できる一冊です。FANZAにて、ぜひその妖しい魅力に触れてみてください。