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変な家の映画の間取りネタバレ!結末は原作と違いがある?

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2024年3月15日(金)に上映が開始される映画『変な家』は、『変な絵』シリーズなどでYoutube上に話題を呼んだ”覆面作家”と知られる小説家「雨穴(うけつ)」さんによる同名原作ミステリー小説を元にした作品です。

そんな変な家の映画に登場するのは、間取り”異常さ”です。

不思議な魅力があるこのミステリー小説は、変な家に登場する異常な間取りが肝となってくるのですが、その間取りはどんな間取り変な間取りは何のために作られたのか気になるところ。

また今回の記事では変な家の映画の結末は原作とどのような違いあるのか、変な家と言われる間取りのネタバレと同時に内容のネタバレも調査していきます。

変な家の映画の間取りネタバレ!

2024年3月15日(金)公開の変な家の映画の間取りについてネタバレしていきます。

  • 変な家の間取りとは
  • 変な家に登場する間取りが異常と言われる理由
  • 変な家の映画の間取りは何のために作られたか

変な家と言われる家には変な間取りはつきものかもしれません。

そんな雨穴さん原作小説に登場する変な家の間取りはどんな間取りなのでしょうか。

まずは変な家の間取りについて、そして変な家でその間取りが異常と言われる理由や、変な家の間取りは何のために作られたかネタバレしていきます。

あらすじを含めた変な家の映画の間取りとは

変な家は小説家雨穴(うけつ)さんによる不動産ミステリー作品です。

歴史ある中古物件に引っ越ししたのは、もちろん過去に自分の知らない住人が住んでいたことは明らかで、だからといって敬遠しようと思わなかった。

家に関する数多くの怪奇現象を耳にしてきた主人公はある日友人から「家が変だ」「変な家」だと相談されます。

主人公はオカルトライターとして活躍する小説家「私」は、自分以外誰も居ないはずの家で「足音が聞こえる」「誰かの視線を感じることがある」など不動産に関する奇妙な話を聞くことがよくあります。

…時はさかのぼって2019年9月。

ある日「私」に友人からこれから購入する中古物件について”相談がある”と、連絡を受けました。

その中古物件は、自然に佇む2階建ての一軒家で、内装は開放的で明るくとてもいい家のように感じましたが、間取りをみるとなぜか、台所とリビングの間に閉鎖的な空間がポツンとあったのです。

この変な間取り何なのか、「私」は知人の建築設計士に相談したところ、この空間は”意図的”に作られていると言うのでした。

窓もなく閉鎖的なので普通に考えれば”物”を収納する場所と考えますが、その間取りを囲う壁は本来必要はない頑丈な2枚板構造になっていたのです。

きっと工事が進んでいくにつれ、間取りを変更できずに空間だけ残ってしまったのでしょう。

そう納得した「私」でしたが、本当に変だったのは2階の間取りだったのです。

2階には子供部屋の間取りがあるのですが、なぜか部屋に入るために閉鎖的な空間を隔てて入る必要がありました。

つまり子供部屋に入るには二つの扉を通らなきゃならなく、子供部屋と廊下の間には謎の空間があったのです。

さらに2点変なポイントがありました。

  • 1階から階段を上がり子供部屋に入るためには、両親の部屋を通りかなりの遠回りをしなきゃならない
  • 子供部屋に窓はなく、壁に囲われ家の真ん中に配置されている(子供部屋は閉鎖的な空間だった)

そしてまたもや、子供部屋は必要性のない2重構造の壁で隔てられ、部屋の中にはなぜかトイレまで設置してありました。

その間取りはまるで独房のようだと「私」は言いました。

この間取りについて栗原さんは、「子供を徹底的に支配下に置きたい」という意図が感じられると話します。

もしかすると子供はこの家に住んでいた家族に閉じ込められていたのかもしれません…。

変な家の映画に登場する間取りが異常と言われる理由とは

変な家の映画に登場する間取りは、雨穴さんがかく原作ミステリー小説と同じデザインになっています。

さて、変な家の映画に登場する間取りが異常だと言われる理由は、あらすじと序章を見ていくといくつかありましたね!

  1. 1階:台所とリビング2重の壁で隔てられた小さな空間があった
  2. 2階:子供部屋は両親の部屋を通ってかなり遠回りしなければいけない間取り
  3. 2階:子供部屋は家のど真ん中で、窓もなく閉鎖的な空間
  4. 2階:子供部屋に入るためには2つの扉を通らなきゃならなく、扉と扉の間には謎の空間
  5. 2階:子供部屋は2重板で仕切られ、音漏れもしない状態で更に部屋の中にはトレイもある

1階のぽつんとした閉鎖的な空間に加え、2階では”変””異常”としか思えないような子供部屋が存在しました。

わかりやすいように図でも見てみましょう。

変な家にある、異常な間取りが映画予告編に登場しました。

出典:Youtube

図で見ていくとかなりわかりやすくなってきますが、なぜ子供部屋を2重板構造にする必要があるのか、また子供部屋を囲うように設計された間取りも異常に感じますね!

他に扉を何回も通らないといけないのは、子供がこっそり出ていけないようにするため、つまり子供を監視下に置くためなのでしょうか。

変な家の映画の間取りは何のために作られたのか

変な家の映画の間取りは何のために作られたのか、結果からお話していきますと「子供に殺人させ遺体処理をさせる殺人一家」で、殺した人の遺体処理がしやすいように間取りがデザインがされていたからです。

つまり、この変な家に住んでいた住人は、来客を次から次へと殺害し、子供部屋に死体遺棄していたということになります。

簡潔に説明していくと、以下の通りです。

  1. 1階には広々としたリビングを置き、客間として客をもてなしていたと思われるため、頻繁に客人がいた予想。
  2. 1階と2階を重ねてみると、1階にある台所とリビングの間にある閉鎖的空間と、子供部屋にある棚が一つに繋がり、また浴室も完全に重なるようになっているため、浴室にいる無防備な客人を、子供部屋の棚にある下に隠された通路を通り、客人を殺害していたと考えられる。
  3. 子供部屋にあるもう一つの棚も下の階にあるガレージに繋がるようになっていて、バラバラになった死体を処理するための通路となっていた。
  4. この家は異常なまで窓があるのは、「窓が多い家で殺人が起きるはずがない」と心理的に思わせるため。
  5. 家の周辺は森に囲われているため、殺人していると見つかりにくい。

家の間取りをよく見ると異常ですが、パッと見ると窓も多くて明るく開放的で安心感もあります。

ですのでこの家にきた客人は油断して無防備な状態になってしまうのです。

殺人をスムーズに済ませるためにも、1階と2階の間に隠れた通路を作ったのには納得ですし、叫び声などの物音を隠すためにもその空間は壁を2重板構造にしたのでしょう。

変な家は恐ろしく計算しつくされた間取りであることがわかりますね!

変な家の映画の結末は原作と違いがある?

2024年3月15日(金)から上映される変な家の映画の結末は、原作とどこに違いがあるのでしょうか。

変な家の映画の結末に繋がる殺人の発端は

変な家原作では代々片淵家』伝わる呪い「左手供養」により殺人が次々と起きていく話になっています。

ことの発端となったのは、明治から大正にかけて名家として知られていた片桐家での後継者選び問題による殺人事件です。

この時片桐家は3人の子供「宗一郎・清吉・千鶴」がいましたが、通常後継者として選ばれる第一人者は長男である「宗一郎」は選ばれるのに納得しなかった妾の子だった清吉が、長男の宗一郎よりもあまりにも優秀だったため独立し大成功を納めます。

そして清吉と妻との間に子供が生まれると、片淵分家が誕生することになりました。

一方宗一郎は、女中の中から高間潮(うしお)を妻にしますが、妻と夫婦生活はせずに実の妹である千鶴の間に子供を作ってしまう事態に。

するとそれを聞いた清吉が宗一郎を責め立て、彼に関わる人間をどんどん遠ざけていったのでした。

また宗一郎の妻である潮は夫の不祥事と周りの人間関係も遮断され、そのショックで左手を切り自殺してしまいます。

間もなく妹の千鶴は宗一郎との間にできた双子を産みますが、一人はなんと左手がなかったのです。

すると清吉の第2婦人が左手のない子供を見て、左手を切って自殺した潮による呪いだと言い出すのでした。

第2婦人が”呪い”と言い出したのは、他の婦人から生まれた子供を追いやり自分の子供を跡取り息子にするためです。

そこで双子の子供である「麻太」と、左手のない「桃太」が3歳になったとき、宗一郎は呪術師の蘭鏡(らんきょう)に呪いを解き、清吉に復讐するためにも「左手供養」が必要だと言われ、信じ込んでしまうことになります。

左手供養とは、生まれつき左手のない子供に年に一回殺人をさせ、供養すること。

桃太はこの儀式に無理やり参加させられ、更に個室に閉じ込められました。

桃太は第一夫人の後継者である子供の左手を切り殺すことで、第2婦人の子供が後継者に挙がっていくのでした。

閉鎖的空間で殺人だけさせられ、桃太の左手供養は13歳まで続き、その後日本は戦争が始ります。

しかし「左手供養」だけが切り取られ伝わり今現在に至るのです。

変な家の映画の結末と原作の違いについて

変な家の原作は結末まで公開されていますが、映画の方は3月15日(金)公開となっていますので、映画の結末が分かり次第違いについて解説していく予定です。

左手供養というとんでもない習わしのせいで、子供に殺人をさせていた一家の結末はどうなったのでしょうか。

まとめ

変な家の映画の間取りネタバレ!結末は原作と違いがある?と題してお伝えしました。

変な家の間取りは、閉鎖的に作られた子供部屋がとても怪しいと感じました。

また、意図的に作られたというリビングと台所の間にある2重板構造の空間は、2階と重なるようにデザインされていることがわかりましたね。

全ては閉じ込めた子供に殺人をさせるためという、恐ろしい間取りに驚きです。

映画は2024年3月15日(金)から上映開始されるため、またラストの結末と原作との結末との違いについては追記していく予定です。